ジャイロボール 投げ方

ジャイロボール投げ方【立つ】

ジャイロボールを投げるには、まずは、地球からエネルギーを貰いしっかりと立つことが必須。地面を掴んで離さない強靭な下半身が必要です。地球の物体にはみな重力が働きます。立っているだけで地面から反力を貰うことになります。反力は体の重みに対する反作用のことです。これを時速140キロを越えるボールを投げるために利用したいとこえろです。この反力のエネルギーをロス無く使うことで効率の高いピッチングができます。この反力を活かすも殺すも、マウンドでの立ち方が影響します。

ジャイロボール投げ方の第一歩は地球に根を生やしたようにどっしりとマウンドに立つことからです。

ジャイロボール投げ方【根はり】

ジャイロボールを投げるためのダブルスピン投法に必要なものは、「しかっりと根はりをし地面に立つこと」が大事。ダブルスピン投法は二重螺旋的な投げ方です。軸足の裏から根が地中深くまで生えていることをイメージして立つことから始まります。地中深く根を生やしたいのであれば、まっすぐ立ってもいけないとされています。やじろべいのバランスを考えれば分かりますが、やじろべいは脚が一本しかないので、まっすぐに立ってもバランスが保てます。

しかし、我々人間には脚が2本あるので、やじろべいのように後ろ足をまっすぐに伸ばし、その上の胴体も背筋もピっと伸ばしたのでは、前の足を引き上げるとその重さ分だけホームベースよりに傾いてしまうことになります。

丁度、カナカナの「ト」の字のようになりバランスが悪くなってしまします。現実として、まっすぐに立ったまま足をあげるようとすると、そのバランスの悪さをカバーするために、つま先で踏ん張って倒れそうになるのを防ごうとします。

「ト」の字型の体勢でつま先で踏ん張ってバランスをとることになります。次のホームベース方向への並進運動が右投手ならサード方向へ、左投手ならファースト方向へ進みやすくなる。これではジャイロボールを投げるためのファーストスピンが実現できない 。ボールを投げるためのエネルギーの捻れが生まれません。

ジャイロボール投げ方【エッジング】

ジャイロボールの投げ方は、根を生やして立ったら、次にエッジを効かせることと言われている。地面に根を生やして立てたら、ヒップファースト、すなわちお尻から平進移動へ入ります。1stスピンを起こすためのエネルギーを確保するためです。

平進移動は平進運動と言われ、身体を横にずらすことで生まれる移動エネルギーを回転運動、1stスピンへ流用するものです。そのためには根を生やして立った後ろ足にエッジングを効かせて、地面から受けたエネルギーを全て平進運動に伝えなければならない。エッジングとはスキーでよく登場する言葉です。

スキーでも「エッジを立てろ」といいます。切れの良いターンをするためにスキー板の内側のエッジを地面に対して鋭くめり込ませる動きです。足の裏の親指からかかとまでの、足の内側の淵のラインを刃に見たたて、その刃を地面にしっかりとくい込ませる。

ジャイロボール投げ方【ため】

野球のピッチングにおいて、始動するさいに"ヒップファースト型"と"ショルダファースト型"に分かれます。ピッチングの動作に入り、右投手であれば左足を上げて、軸足(右足)一本で立ちます。そして、次の動作に移るときに、お尻をホームベース方向に移動する動作から始動する投げ方をヒップファースト型といい、上半身が先に動いてしまう投げ方をショルダファースト型といいます。

ジャイロボールを投げるために必要な回旋エネルギーを得るには、ヒップファーストでの始動が必要とされています。そして、そのヒップファーストでの並進運動を行う際に、うしろ足(軸足)の股関節が上体の重みを一点に受け止める支点になります。すると、うしろ足(軸足)に"ため"ができます。

ジャイロボールの投げ方として、この"ため"が大切です。ピッチングでは、立ち、根はり、エッジング、そして、並進運動に入り、上半身の重みをうしろ足(軸足)の股関節に集約しバランスを保ちながら並進することにより、ボールを投げるために必要な"ため"をつくります。

それに対して、並進運動を開始する際に、うしろ足(軸足)の膝を”カクン”と折り曲げて重心を落下させる動きのことを"ディップ"と呼びます。ジャイロボールの投げ方でいう"ため"とは異なるので注意が必要です。ディップではジャイロボールを投げるのに必要な捻れは生まれません。

"ため"をつくるのに、ある程度の膝と股関節を曲げることは必要ですが、適度を超えた深い折れ込みは、並進運動のあとに続く、回旋運動に不利に働くことになります。草野球の試合などでは、ディップ型の投球フォームの選手を多く見掛けますが、並進運動から発生するエネルギーを無駄なくボールに伝えることを考えた場合に、ディップではロスをしてしまうと考えられています。

立ち、根はり、エッジングで地球から受け取ったエネルギーを、地球に戻してしまうということのようです。ジャイロボーラーを目指すのであれば、ディップ型の投球フォームにならないよに気を付けたいところです。そして、立つ、根はり、エッジング、ための動作によりエネルギーを溜めてなげるダブルスピン投法を身につけよう♪

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